SKY BLOGBLOG

【事例紹介 】セキュリティソリューションのマルチクラウド運用を支えるスカイ365の運用支援サービス

今回は弊社の運用支援サービスをご利用して頂いている、NTTテクノクロス株式会社の石井博幸プロダクトオーナーにお話しを伺いました。

NTTテクノクロス株式会社は、NTT研究所の世界に誇る最先端技術を、お客様のビジネスに活用できるよう、ソリューション化して提供しています。特にセキュリティ関連は、ICT社会において、企業活動を着実に成長させていくために重要な要素として、さまざまなシーン、脅威に対応するセキュリティ技術を開発しています。実績のある安心・安全のトータルソリューションで企業活動を力強くサポートしています。

 

スカイ365TrustBindシリーズとはどんなソリューションですか?

石井氏TrustBindシリーズはクラウドを利用する企業が、自社のセキュリティポリシーにあわせてセキュリティ追加対策を行うためのコントロール・ポイントを提供する「国産クラウドセキュリティ」ソリューションです。認証連携、API連携、暗号化、トークナイゼーション、可視化などの様々な機能を提供しています。これまでTrustBindは原則、お客様環境に構築していました。最近はリモート接続を行いたいというニーズから、お客様環境自体がAmazon Web Services (以下、AWS)などのクラウド環境で構築することが多くなってきました。また、クラウドサービスが金融機関などの重要なシステムで活用されるようになり、TrustBindに対する監視運用要件も厳しくなってきています。

スカイ365:これまでの監視運用での課題はありましたか?

石井氏:これまでは内製で運用を行っていたため、監視運用は平日日中のみで、24時間365日対応はできていませんでした。監視運用のルールもお客様やソリューション毎に異なっていたため、煩雑化して作業負荷も高くなりサービス企画や開発実施の推進稼働が不足していました

 

スカイ365TrustBindの監視運用にスカイ365を選んだ理由は?

石井氏:クラウド運用を内製するか外部パートナーに委託するかの決定にあたっては、非常に悩みました。スカイ365の運用支援サービスを採用した理由は主に以下の4点です。

 ・24時間365日の監視運用を安価に実現できる。結果、我々は開発に集中して競争力あるサービスが提供できる。

 ・AWSなどの監視運用実績が多いため、ルールの標準化が可能で、運用負荷全体で軽減できる。

 ・同じクラウド上の監視運用ではないため、事業継続性が高くなる。

 ・NTTグループ内から提供しているパブリッククラウドにも対応し、マルチクラウドで監視運用状況の一元管理ができる。

またスカイ365でTrustBind/Cloud Daemonを導入された事も理由の1つです。ソリューション自体の理解があるため、監視運用も安心してお任せできます。

 

スカイ365:スカイ365への委託後で変わった事はありますか?

石井氏:委託後はクラウド監視運用が統一化し、初動も早くなりました。また、これまで実施することの無かった監視項目を追加することにより、より監視運用のレベルをあげることなど改善にもつながっています。

 

スカイ365:今後の展開やスカイ365への期待をお聞かせください。

石井氏:監視運用を通じて、スカイ365のエンジニアスキルレベルが高いことが理解できました。今後も成長するTrustBindや自社の他ソリューションについてもクラウド環境の監視運用はお願いしたいです。

スカイ365:クラウド発展においては、TrustBindのようなセキュリティ強化が重要になってきますので、セキュリティ運用含めたビジネスパートナーとして、引き続きご支援をいただければと思っております。期待に沿えるようサポートを拡充して参りますので、今後もよろしくお願いします。